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2014年、ジュリオ・シュタイガーと妻マルガリータは、パリからジュリオの生まれ故郷であるモリーゼ州に移住することを決めました。彼らはそこで新しい家族を築き、自然と密接に関わりながら働くことを願いました。そこでモリーゼにまだある未開の地を探し、新たにブドウ畑を作ることにしました。そして、カザカレンダ市周辺の平野にあるオリボリ地区の谷間の傾斜地を見つけました。この土地は一部が小麦畑で、その他は未開のままであり、丘の最も厳しい斜面は密集したレンティクスの森に覆われています。

2015年からブドウ畑の植え付けが始まり、周辺環境への配慮を十分にしながらワイン醸造所の建設も進行しました。こうしてシュタイガー・カレーナ(”カレーナ”はカサカレンダの古い名前)ワイナリーが誕生しました。

現在、この農場は全体で約30ヘクタールに広がっており、そのうち12ヘクタールがブドウ畑を占め、残りはオリーブ畑、牧草地、そして森林として自然の姿を保っています。丘の頂上には、中世の塔の廃墟がそびえ立ち、「オリボリの塔」または「山賊の塔」と呼ばれています。その下にある古い小屋には羊とロバが暮らしています。